40代の転職理由はどうやって作ればいいの?
書き方のコツを教えて!
こんな悩みにお答えします。
40代が転職するときに悩むのが転職理由です。
僕も40代で人間関係を理由に転職を考えたんですが、転職理由にそのまま書くわけにもいかず悩んだ経験があります。
転職理由で大事なポイントは、ポジティブな内容であるということ。
ネガティブな理由だと、熱意や前向きさがなく採用するメリットも感じられないので、書類選考や面接を通過できません。
ではどうやってポジティブな転職理由を作るのか?
作り方にはテクニックとコツがあるので解説していきます!
記事の前半では、ポジティブな転職理由の作り方のポイントとコツを詳しく解説。後半は40代が転職を失敗しないためのノウハウもご紹介していきます。
本記事の内容
- 40代の転職理由のホンネ
- ポジティブな転職理由の作り方
- 転職を失敗しないための大事な準備
この記事を書く僕は40代で2回の転職をしました。2回の転職といっても書類選考や面接で落ちることがほとんどで、受けた面接の回数は30回以上です。
そんな失敗経験から学んだ転職ノウハウなので、同じ40代のあなたにもヒントになるはずです!
記事を読めば40代らしい転職理由の作り方を理解できるだけでなく、40代に役立つ転職ノウハウもわかるので、転職活動がスムーズに進むはずです!
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
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40代の転職理由のホンネ
40代が転職を考える最大の要因は、会社や仕事への不満・不安です。
僕もそうでした。
こちらをご覧ください。
大手転職支援サービスのマイナビが、40代で転職した人たちに実施したアンケート結果です。
自己都合による離職の理由トップ6
- 満足のいく仕事内容でなかったから(30.3%)
- 労働条件(賃金以外)がよくなかったから(24.2%)
- 会社の将来に不安を感じたから(23.9%)
- 人間関係が上手くいかなかったから(22.0%)
- 賃金が低かったから(21.0%)
- 能力・実績が正当に評価されないから(19.5%)
<マイナビミドルシニアマガジンより引用>
ほとんどが会社や仕事への不満ということがわかりますね。
これが40代の転職理由のホンネなんです!
でもホンネをそのまま転職理由にするのは絶対NGです!
ではどうすれば採用される転職理由が作れるのか?そのポイントを解説していきましょう。
40代の転職理由に必要なポイント
転職理由を作るとき、絶対に守るべきポイントがこちら。
ネガティブな理由を言わない。
たとえば、「人間関係がつらいので転職を考えました。」といった本音を伝えることは絶対にNG!
そんなネガティブな理由を面接で伝えると、相手は「うちの会社でも同じ状況になればまた辞めるのでは?」と思わせてしまいます。
その結果、「ストレス耐性のない人」と判断されて不採用になることも…。
これが大事です!
では具体的な転職理由の作り方を解説していきましょう。
転職理由の作り方
転職理由の作るときは、この順序で説明するのが基本です。
具体例を見ながら「転職を考えた理由・きっかけ」と「応募先の会社を選んだ理由」をそれぞれ解説していきます。
転職を考えた理由・きっかけ
ポジティブな転職理由にするなら、このキーワードを使うと簡単で効果的です。
具体的に40代Aさんの例で考えてみましょう。
▪️ Aさんが転職を考えたホンネ
子供服専門のアパレル会社の販売職。少子化で業績が悪く、社内の雰囲気も悪く人間関係もよくない。会社の将来性も不安で転職したい…
▪️ 転職希望先:総合アパレル会社の販売職
▪️ 転職理由の回答例
キャリアアップを使った回答例です。
Aさんが転職したいと考えたホンネはこちら。
- 業績が悪い
- 社内の雰囲気が悪い
- 人間関係が悪い
- 会社の将来性が不安
ネガティブな理由を、キャリアアップという言葉でポジティブな理由に変換できていますよね!
このポジティブ変換が大事なポイントなので、覚えておいてください。
応募先の会社を選んだ理由
このパターンが使えます!
ポイントは、40代の経験が活かせることを盛り込むことです!
どうしてかというと、企業が面接でチェックしているポイントが、
- この人を採用したらどんなメリットがあるか?
- うちの会社にどんな貢献をしてくれるのか?
だからです。
つまり、あなたが提供できる経験やスキルを具体的にアピールすることがとても重要になります。
ではどうすれば具体的に説明できるか?そのコツがこちら。
例えばこんな説明だと具体性がありますよね?
- 企画を提案して、お客様の商品販売数を前年比30%アップさせた
- 新規テレアポを毎日50件やると決めて継続し、3ヶ月後に1件の受注ができた
- 1,000人規模のイベントを取り仕切って、製品の認知訴求に貢献した
このように具体的な事例や経験、数字を入れて話すだけで、説得力が生まれ、あなたのもっているスキルを相手に印象付けることができるんです!
具体的な事例や数字が説得力を生みます!
そうすれば、相手は「この人を採用するとこんなメリットがある!」とイメージできて興味をもってくれます。
注意点としては、実績の話は盛りすぎないこと!
入社後にあなたが苦労することになるので…。
自分で転職理由を考えるのは面倒という人は転職エージェントを利用してもいいですね!アドバイザーのサポートを受けて転職理由が作れますよ。
✅ 40代にオススメ!転職で役に立つ転職エージェント6つ【90秒で理解】
転職を失敗しないための大事な準備とは
40代の転職を失敗しないために必要なこと、それは戦略的な準備です。
戦略的な準備がこちら!
- 自己分析・情報収集
- 履歴書や職務経歴書などの書類の書き方
- 面接対策
準備ができていないと、40代からの転職が長期化したり、最悪の場合は転職できないことも…。そうならないためにもぜひ参考にしてください。
順番に解説していきます。
自己分析・情報収集
失敗しないためには、2つの事前準備が大切です。
その準備がこちらの2つ。
- 自己分析・キャリアの掘り起こし
- 情報収集
ポイントを説明していきます。
自己分析・キャリアの掘り起こし
自己分析とは、あなたが自分自身の得意・不得意、強み・弱みを理解すること。
キャリアの掘り起こしとは、どんな仕事をしてきたか、どんな実績をあげてきたかを再確認すること。
40代はこの2つをやらない人が多いです。
「今さら自己分析なんて面倒だよ」「キャリアを掘り起こさなくても実績くらいわかるよ!」なんて思っていたら大きな間違いですよ!
40代としての強みや経験・実績をあらためて見直すことで、営業経験から身についた交渉力やコミュニケーション力が自分の強みになると気づいたり、忘れかけていた隠れたキャリアを思い出すこともあります。
だから40代でも自己分析とキャリアの掘り起こしをしっかりやってほしいんです。
必ず新しい自己発見がありますよ!
自己分析のポイントやコツをこちらの記事にまとめたのでチェックしてみてください!
✅ 【要注意】40代転職で大切なのは自己分析!方法とコツを詳しく解説
情報収集
40代の転職では、求人情報の集め方が成功のカギを握ります!
なぜなら30代までと違い40代の求人数は少ないので、いかに効率よく情報を集めるかが大事なポイントになるんです。
そのためにはこの方法が効果的です。
転職サイトや転職エージェントは併用して、最低でも3~4社は利用しましょう。
たくさんの求人情報に出会うことで、あなたの経験や能力が活かせる仕事に出会える機会が増えます。
そうすれば転職成功の確率が高くなるので、40代には有効ですよ!
40代の情報収集ノウハウを詳しくまとめました!
✅ 40代の転職は求人情報の探し方で差が出る!重要ポイントとコツを紹介
履歴書・職務経歴書・自己PRの書き方ポイント
40代が履歴書や職務経歴書を書くときは、次のポイントを押さえてください。
ポイントは具体的な事例や数字を入れること!
話の内容に説得力がでるので、相手が納得しやすくなりますよ。
「この人を採用するとこんなメリットがある!」と思わせる効果があります。
注意してほしいのが、履歴書や職務経歴書をどの応募先にも使い回している人がいますが、採用側から見るとすぐにバレます!
内容が的外れなので、入社したい熱意や意気込みが伝わらないからです。
手を抜かずに、応募する会社ごとにしっかり丁寧に作成しましょう!
履歴書・職務経歴書の作成ポイントはこちらを参考にしてください。書き方のコツがわかりますよ!
✅ 【40代必見】転職成功へ!履歴書・職務経歴書の書き方改善テクニック
面接対策
面接で大切なことは、相手に熱意が伝わることです。特に転職理由の答え方には注意が必要です。
熱意を伝えるポイントがこちら!
- ポジティブさ
- 前向きな姿勢
- 向上心
この要素を必ず転職理由に入れてください!
相手にあなたの気持ちの大きさ・強さを伝える効果があります。
間違っても今の会社の不平・不満や人間関係の不満は言わないこと!
「うちに入社してもまた同じ理由で辞めるのでは?」と採用担当者に思わせてしまいます。
転職理由以外にも面接にはコツがあります。詳しくはこの記事を参考にしてください!
✅ 40代は要注意!面接で転職理由を質問されたら…答え方のコツを紹介
まとめ:40代の転職は転職理由で決まる!
40代の転職では、転職理由の伝え方ひとつで採用が左右されるといっても言い過ぎではありません。
会社の不平・不満のようなネガティブな理由は絶対に言わないようにしましょう。
最後にポイントをおさらいしますね。
転職理由のアピールのコツ
- キャリアアップ・キャリアチェンジのワードを入れる
- ポジティブで前向き、熱意や向上心のある内容にする
伝え方で大事なポイント
- 自分の経験やスキルを活かして会社に貢献できることをアピールする
- 具体的な経験や実績、数字を盛り込む
こうすれば採用担当者にあなたの熱意が伝わる転職理由ができます!
この記事を参考に転職理由を見直してみてください。きっと転職活動の進み方が変わってくるはずです!
ぜひ試してみてください!
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