ハローワークにはどんなサービスがあるの?
ハローワークは転職のとき役に立つの?
転職でハローワークを利用するときのコツとか注意点を教えて!
はじめてハローワークを利用するときって不安がありますよね。
どんなサービスがあるのか?転職エージェントとどう違うのか?そもそも利用価値があるのか…わからないことが多いのが現実。
そんな疑問や質問にお答えします。
この記事を読むことで、ハローワークのサービスがどんなものかがわかり、あなたにとって利用価値があるかどうかがわかります。
もしあなたにマッチして利用価値があると感じたなら、ハローワークを活用することで短期間で希望の求人を見つけ、いち早く新しい職場でスタートすることができるはずです。
先に結論を言ってしまうと、ハローワークは利用価値があります!
ただし条件があります。
それはハローワークの利用方法。これによって転職に役立つかどうかが決まります。
僕はつい3ヶ月前までハローワークを利用し、失業保険の手続きから就職サポートまでサービスをしっかり受けてました。
しかも通っていた時期は、ちょうどコロナ禍…転職するには最悪のタイミングでした。
ただこの厳しい状況はしばらく続くので、ハローワークを利用して転職を考えているなら、今の状況を知っておくことが大切です!
その点をポイントをまとめて説明します。
✔️本記事を読むとわかるコト
- ハローワークのサービス内容
- ハローワークのメリット・デメリットと向き不向き
- 転職エージェントとの違い
- 上手く利用するためのポイントと注意点
ハローワークの最新事情を知る僕が、ハローワークの基本情報から利用するメリット・デメリット、利用するコツや注意点までしっかり解説します。
ぜひ参考にして、この厳しい転職状況を乗り切ってください!
ハローワークの基本情報と利用方法
ハローワークのサービスは大きく2つあります。
- 就職サポート
- 雇用保険に関する手続き
意外と知られてないのですが、ハローワークの就職サポートは在職中でも利用できるんです。
ではハローワークの基本情報と利用方法を解説していきます。
就職のサポート
- 職業紹介
- 求人相談、仕事の選び方の相談
- 就職支援
- 応募書類作成サポート
- 各種就職セミナーの開催
- 公的職業訓練(ハローワークトレーニング)の斡旋など
このように民間の転職サービスと同じようなサービスを行っています。
雇用保険(失業給付)の手続き
・受給手続きの流れ
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*1 求職活動となるもの:求人への応募、職業相談・職業紹介(リクルートなど民間の事業者でもOK)など。単なる求人情報の閲覧や検索だけでは認められないので注意してください!
*雇用保険の支給日数は、会社都合(倒産・リストラ)の場合と自己都合(転職・懲戒解雇など)の場合で日数が異なるので注意しましょう。
支給金額や支給日数の詳しい情報はハローワークHPで確認できます。
「東京しごとセンター」を知ってますか?
<サービス内容>
- 求人情報の紹介
- 就業相談(キャリアカウンセリング)
- 各種セミナーの開催 など
<特 徴>
- ヤングコーナー(29歳以下)
- ミドルコーナー(30歳以上54歳以下)
- シニアコーナー(55歳以上) など年齢別の求職対応
- 女性しごと応援テラス(家庭と両立して働きたい人を対象)の専用窓口の開設
- 就職に関するサポートをターゲット別に実施
東京しごとセンターの詳しい情報はこちらから!
利用方法
ハローワークで求職活動を行うには、求職申込み手続きが必要です。
その流れがこちら。
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ハローワーク受付表はハローワークに行くときは必ず必要となるので大切にしましょう。
あなたの近くのハローワークを調べるにはこちらから! ☞ ハローワーク等所在地情報
求職申込みが完了したら、自宅でも求人検索ができるハローワークインターネットサービスを利用しましょう。(求職申込みをしなくても利用できますが、見られない求人情報があるので申し込みするのがオススメです。)
よくある質問(Q&A)
在職中でも求職登録はできるの?
A. 在職中の方でも求職申込みをすれば職業相談や職業紹介のサービスが受けられます。
ハローワークに行かなくても求人情報を見ることができますか?
A. ハローワークインターネットサービスを利用すれば、ハローワーク以外の場所でも求人情報を見ることができます。自宅で気になる求人をチェックして、ハローワークの窓口で求人の詳細を相談するのがオススメです!
ハローワークに行くときの服装はどんなものがいいですか?
A. 自由な服装で大丈夫です。ただ面接対策など受けるときはスーツがいいかも。実際の面接のように臨むことで、本番に向けた対策になります。
ハローワークは転職で使えるの?
結論! 使い方次第で利用する価値はあります。
なぜならメリットがたくさんあるから。
人によっては「使えない」とか「求人の質がよくない」と言いますが、僕は求人情報のチェックや求人相談がとても役に立ちました。
つづいては、
- ハローワークのメリット・デメリット
- 向いている人・向いていない人
- 転職サイト・転職エージェントとの違い
について解説していきます。
まずはハローワークの特徴を知ることから始めましょう!
メリット・デメリット
- 全国120万件という求人件数の多さ
- 求人の情報量を活かして業種や職種を幅広く選べる
- 相談員と一緒に自分に合った求人を探せる
- 採用状況を細かく教えてくれる(応募者数・面接人数・応募者の年齢層・採用の進捗状況・企業が求めること など)
- 再就職サポートサービス(個別就職支援)でひとりひとりに向き合ったサポートが受けれれる
- 履歴書・職務経歴書などの作成相談・添削、面接対策セミナーがありアドバイスが受けられる
- 地元企業の情報が多い(中小企業が多い)
たとえばこんな人はいませんか?
- 自分に適した仕事がわからない…
- 希望する求人の応募状況を知りたい
- 求人票の内容を詳しく知りたい
- 自分だけでは求人検索パソコンでいい求人が見つけられない
こういった人は窓口の相談員と一緒に相談できるので効果的です!
- 求人情報の内容が基本的なものばかりで詳しい情報が少ない(企業の雰囲気がわかる写真もない)
- 中小企業の求人がほとんどで大手企業の情報が欲しい人には物足りない
- 相談員の対応が人によって違う、アドバイスの質が均一でない
意外とメリットが多いと思いませんか?
転職のサポートやアドバイスなど、転職エージェントと同じようなサービスがあるんです。
ハローワークが向いている人・向いていない人
- 相談員に直接相談を受けたい人
- 中小企業の求人情報を希望する人
- 地元企業の求人を探す人
- 正社員以外(契約も含む)の求人を探す人
- 慌てず転職活動をしたい人
- 大手企業の求人情報を希望する人
- 転職業界の最新情報が欲しい人
- 企業の詳しい情報・口コミが知りたい人
- 早めに転職したい人
あなたはどちらですか?
まだ迷っている方のために、転職サイト・転職エージェントとの違いを解説していきます。
転職サイト・転職エージェントとどう違うの?
- 転職サイトの求人情報の方が内容が詳しくて細かい
- 転職エージェントのアドバイザーは詳しい採用情報と非公開求人情報をもっている
求人情報の内容に差があることがハローワークとの最大の違いです。
転職サイトや転職エージェントの求人内容には企業の基本情報だけでなく、
- 会社や仕事の魅力
- 求人のポイント
- 口コミ情報
が掲載されているので、詳しい情報がわかります。
また豊富な写真画像があるので、社内の風景や社員の働く姿、会社の雰囲気がつかみやすいことも特徴です。
それに対してハローワークの求人内容は、給与・待遇など基本的な求人情報がほとんどで写真もなく情報量としては少なめです。
中でも特にハローワークと違いがあるのが、転職エージェント。
転職エージェントのアドバイザーは企業と直接交渉しているので、詳しい採用情報だけでなく、非公開の求人情報も持っています。これが強みです!
一方、ハローワークの相談員は転職エージェントほど企業と密に関わっていないので、採用情報の質にどうしても差が出てしまいます。
ここまで読んでハローワークが合わないと感じたら、転職サイト・転職エージェントを考えてみましょう!
転職サイトと転職エージェントの違いを比較した記事がこちらです。選び方のポイントがわかります!
ハローワークの使い方のポイントと注意点
ここまで読んでハローワークの特徴が理解できましたか?
特徴をつかんだら、次は使い方の4つのポイントをチェックしましょう。
- 窓口の相談員を活用する
- 希望する求人の応募状況を聞いて、求人の人気度を確かめる
- ハローワークインターネットサービスを利用して自宅で検索しまくる
- 履歴書や職務経歴書の書き方の相談、面接対策を受ける
ポイントを活かして利用すれば、希望の求人を見つけることはできます。
あわせて、ハローワークを上手に活用するための注意点があります。これが超重要なんです!
- ハローワークだけで転職活動をしない
- 求人内容の情報が少ないときはネットで調べる(評判や口コミなど)
- いつも掲載されている求人はブラック企業の可能性があるので注意
- 相談員のサポートが弱いとき、対応が悪いときは別の相談員に改めて相談する
- ハローワークの外にいる人材紹介会社の勧誘は無視する
それでは4つの使い方のポイントと5つの注意点を解説していきます。
【重要】上手く活用するための4つのポイント
相談員といつでも対面で話せるので、求人相談・転職の悩みを直接相談できます。
ハローワークではあなたが希望する求人について、
- 応募人数
- 男女比
- 年齢層
- 面接まで進んだ人数
など応募状況に関する詳しい情報を教えてくれます。
応募状況がわかると、希望する求人の人気度や競争率がわかるので応募の判断材料になります。
もし応募人数が少なければ、競争相手が少なく採用される確率は高くなりますよ!
僕は相談の際はこの情報を必ず聞いて、応募するかどうかの判断材料にしていました!
ハローワークは求人の情報量がとても多いのが特徴!
その特徴を活かした求人探しをすることがポイントです。
ハローワークインターネットを利用すれば、パソコンやスマホで求人を探せるので自宅やカフェでも転職活動ができます。
転職活動で意外と難しいのが、応募書類の作成や面接対策。
ハローワークでは一人ひとりと向き合った応募書類の作成サポートや面接アドバイスをしてくれるので、有効に活用しましょう!
ところで、東京都内の仕事を探している方はいませんか?
そんな方には「東京しごとセンター」をオススメします!
就職支援の中には、起業・NPO・ボランティアなどの多様な働き方の相談も行っています。
東京しごとセンターの詳しい情報はこちらからチェックできます。
【超重要】ハローワークを利用するときの5つの注意点
ハローワークの求人の特徴は、中小企業・地元企業が多いことです。
つまりハローワークだけ利用してると、大手企業やベンチャー企業の求人に出会えないことに…
片寄った求人探しにならないために、ハローワークだけで転職活動することはやめましょう。
おすすめしたいハローワークの効果的な利用方法は、この組み合わせ!
- ハローワーク + 転職サイト
- ハローワーク + 転職エージェント
- ハローワーク + 転職サイト + 転職エージェント
転職を成功させるコツは、できるだけたくさんの情報を集めること。
つまり求人情報の量が重要なんです!
転職サイトや転職エージェントを活用すれば、ハローワークには掲載されていない求人情報を見つけられ、自分に合った求人に出会えるチャンスが増えます。
まだ転職サイトや転職エージェントを利用していない方、惰性で利用している方は自分に合った転職サービスを探してみたり、見直してみましょう!
参考までに僕が実際に利用して役に立った転職サイト・転職エージェントをこちらの記事にまとめています。各サービスで特徴が違うので、記事を参考にあなたに合ったサービスを探してみましょう。
ハローワークで気になる企業を見つけたときは、必ず企業のホームページをチェックしたり、企業名で検索して情報を深掘りしてください。
なぜならハローワークの求人情報は採用の基本的な項目した書いていないから。
応募するかどうか判断するには、ハローワークの求人情報だけでは足りないです。
だからネットで検索して企業の情報をチェックしましょう。コツとしては…
求人情報には出てない情報を見つけることができますよ。
「この求人はいつも掲載されてるな…」こんなことありませんか?
いつも掲載されているということは、
- 採用しても人が集まらない
- 社員がすぐ辞めるので絶え間なく求人を出している
こんな場合があります。
もちろん成長企業でとにかく人材が足りないという場合もありますが、多くは企業に問題があって人が集まらない場合です。
この場合も大切なことは…
間違ってブラック企業を選ばないためにも、十分注意しましょう。
ハローワークの相談員は年齢や経験もさまざまで、いろいろなタイプの方がいます。
中には対応が悪い人もいるでしょう。そんなときは改めて別の相談員に相談しましょう。
よくハローワークの相談員の対応が悪いといったネット情報がありますが、あまり参考にはならないと思います。
僕が利用した都内のハローワーク相談員はほとんど親切で丁寧な人でしたよ。コロナ禍での転職動向、業種ごとの採用状況など役に立つ情報をアドバイスしてくれました。
だから一部のネット情報を鵜呑みにするのはやめましょう。
*注意:こちらから相談員を選ぶことはできません。(受付順)
僕もハローワークを利用して知ったのですが、ハローワークの周辺に人材紹介会社の人がセールスをしていることがあります。
求人探しで来ていることを利用した営業目的のセールスなので、無視した方がいいです。トラブルの原因になりますので。
まとめ
「転職でハローワークは使えるの?」という質問に僕はこう答えます。
ハローワークは使えます!ただ使い方が重要。
まずはあなたの目指す転職とハローワークの特徴が合うかどうかを確認しましょう!
- 相談員に直接相談を受けたい人
- 中小企業の求人情報を希望する人
- 地元企業の求人を探す人
- 正社員以外(契約)の求人も探したい人
- 慌てず転職活動をしたい人
自分に合ってるなと思ったならぜひ利用しましょう。
ただここで注意が必要!
ハローワークだけではコロナ禍の転職を乗り切れません…
その理由は…
つまり求人情報の量が重要なんです。
そのために必要なことが…
求人探しの幅が広がり、あなたの希望にマッチした求人を見つけやすくなります。
これが転職成功のポイント!
そして効果的な方法がこのパターン。
この方法によって幅広く求人探しができるので、転職成功の近道になりますよ!
特にコロナ禍で転職が難しくなっている中、大切なことは「あなたの希望に合った求人にいかに早く出会えるか」です。
そのためには、ハローワークと転職サイト・転職エージェントの活用が重要。
一度あなたの地域のハローワークをのぞいてみて、雰囲気をみてみるところから始めてみましょう!
ハローワークの利用できっと転職成功への道が広がるはずです。
ハローワークの利用に欠かせない転職サイトと転職エージェントをこちらの記事で分かりやすく比較しました。選ぶ際に参考になります。
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